アクア美保の弓道王子です。『手の内』

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今年も半年がたちましたが、あっという間に1年が終わりそうな気がしています。最近また資格試験の勉強を始めたので中々弓道ができず、久しぶりに引きに行こうと道場へ行っても道場が閉まっていてここ1ヶ月くらい弓を引けませんでした、、 今回のブログは弓道の事でも書こうかと思っていたのですが、弓を引くことすらできていないので弓道豆知識でも書こうと思います!
「手の内を明かす」という言葉を聞いたことがあると思いますが実は弓道からきている言葉とも言われています。自分の秘密を明かす時などに使われる言葉ですが「手の内」は弓道の中でも非常に重要な手の動きになります。左手で弓を持つのですが、その左手の手の動きのことを「手の内」と言い、弓道では左手のことを弓を持つ手なので弓手(ゆんで)とも言います。ちなみに右手のことは馬手(めて)と言って、馬に乗って弓を射ていた時代に左手で弓を持ち、右手は馬の手綱を引いていたので馬手と呼ばれているみたいです。

弓のこの部分をもって引くのですが、細すぎても太すぎても引きにくくなってしまうので自分の手に合わせて調整をします。弓の周りに革を巻いているのですが、長く使っていると革が滑りやすくなるので定期的に新しいものに取り換えたりもしています。
話がそれましたが手の内とは弓道の動作の中でも難しく、弓道を初めて7年目になりますが未だにうまくできず苦労しています(笑) 弓をただ握るだけだと矢はうまく飛んでくれず、正しい手の内で弓を引くことで矢をまっすぐ飛ばしています。弓を強く握ってしまっては弓にかかる力を逃がしてしまい矢はうまく飛びません。弓にかかる力を手の内で逃がさずにその力を矢に伝えることでまっすぐ的に飛んでくれるのです。そんな的中や矢をまっすぐに飛ばすために重要な手の内は、今は手の内の作り方など調べるとたくさん出てきますが、当然昔はそんなことはなく、弓道にはそれぞれ流派がありその流派の中で手の内は秘伝とされていました。そんな秘伝を明かすことから「手の内を明かす」と言われるようになったみたいです。
弓道のことを書いていると弓道がしたくなります(笑) 次の休日は何としてでも弓を引きに行こうと思います!
最後に先日お客さんから頂いたズッキーニがおいしかったので載せておきます。

お読みいただきありがとうございました。

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