今回は、K様邸の風呂排水管亀裂修繕工事のご紹介です。
K様から「外の土が陥没している。水が漏れていないか心配なので見てほしい」とのご依頼をいただきました。
その日のうちにご訪問し、陥没している箇所を確認したところ、建屋から排水桝へ接続してある途中の風呂の排水管の継手が割れて水が漏れていました。
【Before】
一般的に排水管として使用されているのは塩ビパイプ(VUパイプ)と呼ばれる硬質の塩化ビニル樹脂でできた配管資材です。
塩ビパイプは鉄管とは異なり、腐食に強い、抵抗が少ないため流体の流量が他の管材よりも多くなる等の特徴から、通気・給排水用の管として広く用いられています。
排水管や下水管等で水漏れの可能性が高い箇所は2つあります。
それは、塩ビパイプ本体と塩ビパイプの接続部であり、どちらの場合も水漏れ原因は老朽化です。
長く使い続けることで素材の強度が低下して、そこに地震や土圧等の外力が加わることによってひび割れや破損が生じます。
K様邸も老朽化が原因であり、早めの修理が必要と考え即対応させていただきました。
【After】
塩ビパイプ(VUパイプ)の寿命は30~40年と言われています。
しかし、設置条件によって寿命は変わってきますので、もしも陥没や地面がいつも濡れている等の症状がありましたらお声がけください。
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